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Audrey in unst x madelinetosh pashmina
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Pattern: Audrey in unst. (Gudrun Johnston)
Yarn: madelinetosh pashmina, tart. 3 skeins

去年買い込んだMadelinetosh pashminaの最後の一色で,気になっていたパターンを編みました.色の名前は「tart」.うまそうな響きに魅かれました.わたしにしちゃ,えらく強めな色の選択ですが,pashminaの色の深みと手染めによる色ムラのせいか,ハデな感じはしない.

教訓: ハデ色は高い毛糸で.地味色は安い毛糸で.(ほんとうだろうか・・)






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広げるとこんな感じです. 胸元にはシンプルなレースパターン. 長い長い袖と裾のリブ. セットインスリーブ.




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んで,何が気になっていたたというと,このセットインスリーブの袖付けですよ袖付け!(そこかよ・・・). こいつは,見頃と袖のパーツをはぎ合わせるのではなくて,見頃の袖付け位置から拾い目をして、その後、引き返し編みで袖山を作り、袖の先へと向かって編んでいく,という方法をとっています. 目を均等に拾えるためか,はぎ目(?)がすごくきれいです. 見頃と袖をはぐ時のテキトーさが苦手な私としては(←あんたのはぎ方がテキトーなんだよ),この方法はまさに福音! この方法さえあれば,たいていの日本の編みパターンは,はぎなしにアレンジできるってことですよ!スンバラシイ〜☆ 

これで,もうこのパターンは用済みさ・・・!


じゃなくて・・・

胸元の模様編み(Unst lace)も,最初見た時には,「レースと呼ぶにはいささか繊細さにかけるんじゃねぇの」などと失礼千万なことを思ってしまいましたが,出来上がってみると,この素っ気ないシンプルさがなかなかエレガントじゃないのさ,と,あっさり宗旨替え.
ところで,Unst,って何よ,と気になったので調べてみたら,英スコットランドの編み物のメッカ(わけわかんねーよ),シェットランド諸島の島の名前だそうで. unst laceと呼ばれる繊細なレースが有名らしいです.ちなみに,パターン作者である Gudrum Johnston の生まれはズバリ,シェットランド諸島! さすが,パターン名もピンポイントにニッチな地名をついてきますなぁ.(みょうなところに感心).

襟ぐりは,i-cord bind offという方法で処理します.これは,幅3目ぐらいの細いリリアン編みみたいなコードで生地端をくるんでいく,という方法で,襟ぐりがビロビロせずにしっかりと仕上がります.洋裁の世界における「バインダー処理」みたいなもんでしょか.編み物でもこんなことができるんだ~と感心,感心.

この他にも,リブ編みの針の太さを場所ごとに変えたりと,きめのこまかい指示がなされています.袖と裾のリブはメインの編み棒よりワンサイズ太い針で,前たてはワンサイズ小さい針で編むようになっています.小さいことのように見えますが,かなり仕上がりの出来に影響してます.




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着画です.
ご覧のとおりのがっつり体型ですが,それでもジャストサイズで編めるのが,海外パターンのいいところですな.日本ではたいていの編みパターンがワンサイズなためか,着画といえばモデルのような細くて小柄な人ばかりがでてきて,ワタクシもかなーり落ちこんでしまうのですが,海外パターンの作品投稿ページ(ravelry)を見ると,がっつり体型のアングロサクソンのご婦人方が堂々と着画でご登場なさっているので,こちらも元気がでるってもんです. 

って,なんか体型の話に終始してしまいましたが,このカーディガンの襟ぐりのラインや高い袖山が,クラシカルな雰囲気ですごくいいです!気に入った!普段使いにはもったいないようなシロモンができたので,こいつは勝負服にします.攻撃色で相手を威嚇したいときとか・・(どういう機会だ).



最後に,毛糸について・・・・

*Madelinetosh pashmina:
ウールの暖かさに,カシミヤの柔らかさとシルクのつやが加わった,もんくなしにすばらしい糸です.シンプルなパターンも色とツヤのおかげでやぼったくならずに,仕立て映えします.お値段は1カセ30$近くとお高く見えますが,3~4カセで1着できるので,着分で冷静に計算すれば,そんなに目の玉飛び出るほど高いってわけでもない.この質でこのお値段だったら,私は十分シアワセです.来年も(今年も?)買うぞ!

注意点としては,糸自体にかなり伸縮性があるためか,ちょっとした力加減でゲージが変わってしまうこと.それと,水通ししたあとにゲージがかなり変わること.伸びること(私は水通し前 27目/10cmが,水通し後,24m/10cmに変わりました).前者に関しては,テレビ見ながら,考え事しながらの半ボケ状態でも自然に編み針が動くレベルの人であれば,あんまり問題ないと思います.後者に関しては,かならずswatchを編んで,水通し後のゲージをとることを強くおすすめいたしますぞ! (わたしがいうまでもないことかもしれませんが・・・)


ちなみにワタクシ,pashminaが伸びることを見越して,小さめサイズで編んだので,仕上がったばっかりのころはかなりピチピチで,ちゃんと着られるサイズになるかと,すご~く不安でした.「ちゃんと伸びてくれよ・・・私を裏切るなよpashmina・・・」と祈るような気持ちで水通ししたら,ちゃんと予定通り伸びてくれました. ニッターの皆さまにも是非この不安と恐怖を味わってほしい.



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