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タビシューズ
みなさま、明けましておめでとうございます。

新年早々、いきなりですが、
このフォルムのかわいさにやられました。

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タビシューズ桜間よりこ
毛糸: リッチモア スターメツイード(col.212)×3玉 ←キットは2玉のみ


著名な編み物ブログ「kaushika」で、
桜間よりこさんデザインの、この「タビシューズ」が紹介されていたのを拝見し、
かわいいなぁ、ほしいなぁ、と指をくわえてみていたところ、
「毛糸のピエロ」さんで、編み図付きのキットが販売されたと聞き、
迷わず飛びつきました。




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この、すっとぼけた、ぬけ感のあるフォルム。
「おばあちゃんぽさ」、「やぼったさ」と隣り合わせの、
きわどいかわいらしさ。

好みのツボど真ん中です。



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編み方の基本は、かぎ針で、「引き上げ編み」という、長編みの変法です。
段と段の境界があいまいで、列のラインが強調され、
一見、棒針のハイゲージなメリヤス編みのように見えます。
しかし、メリヤスより編地ははるかに厚く、しっかりしてます。
まるで草履でも編んでるようでした。

私は、かぎばり編みの「長編み」や「細編み」のように、
段の境界がはっきりした編み地がときにかもす、
「クラフト感」というか「手芸感」があんまり好きでなかったのですが、
かぎ針でこういうざっくりした編地ができるのか!というのは
新鮮なおどろきでした。


指定糸の「スターメツイード」は、
メリノウール50%とアルパカ20%に、アクリルが30%入ったツイードです。
ちくちく感が皆無でやわらかい肌触りなので、履き心地もいいし、
アクリルが入ってるのでお手入れもしやすそうだし、
ネップの入り方が、この編地にぴったりです。
この毛糸のチョイスにも脱帽です。


今回選んだ「col、212」は、和菓子っぽい桜色+グレー+ベージュを基調として、
鮮やかなピンクのネップが入った、非常にかわいらしい糸です。
実店舗で見ていたら、たぶん選ばない色ですが、
編みあがってみると、素朴でほっこりした、
「田舎のかわいいおばあちゃん」ぽさがあって、大満足。


1日や2日で編みあがるので、
週末だけ、ちょこっと編み物とお付き合いしたいような時には
わるくないprojectです。

そして、贈り物にもすごくよさそう!
これを編み上げた後、贈りたい人の顔がたくさんうかびました。

しかし、夫に相談したら、「ビミョー・・・」とのこと。
どうやら、シャレにならんほど、おばあちゃんぽく見えるらしいです。
まあ、私は「おばあちゃんぽさ」こそがかわいいと思うのですが、
こういうのは好き好きだからなぁ。

どうかなぁ。
正真正銘のおばあちゃんに送ったら、
喜んでもらえるだろうか・・・う~ん。


*追記は、サイズ調整についてと、使用した毛糸量についての
 覚書です。




ウールランド9 ニッケビクター 
今回は毛糸レポです.

前回記事で「アランのブランケット」に使用した
ニッケビクターの「shetland9]に関してです.



とはいっても,現在は「ウールランド9」と商品名が変わっているようです.

カラーバリエーションも,太さのバリエーションも(7.9.11と出てます)
ほとんど同じなので,同一商品なのだと思うのですが,
なぜ名前が変わったのか???

パピーの「シェットランド」とかぶるからか?
毛糸の組成が変わったのか?

わかりませんが.

まー,どうでもいいことです (←そのわりに長々とひっぱる)
以下,「ウールランド」で統一いたします.


とにかく,はじめは全く想定外の糸でした.
当初は,ブランケット用ということで,
やわらかくて,ちくちくせずに,肌触りのよい,
上質なメリノウールあたりを予定していたのですが・・・・

手芸やさんで直接毛玉をモミモミしているうちに(←やな客だぜ!)
180度,気が変わりました.

「さくさくっ」とした感触.
「ぼよよん」とした弾力.
いろんな色が交じり合ったような美しいカラーバリエーション.

非常~~~に好みです^^.
オマケに安い!

まあ,触感は,シェットランド系のウールらしく,
「さくさく」してて,ちくちくは「あるかないか?」迷う程度です.
ブランケット用として人様におすすめするかといわれたら,
「やっぱりメリノやカシミアよね~」などと言ってしまいそうですが,
このへんは好みの問題です.
わたしゃ,シェットランド系ウールのさくさく,ぼよよんとした感触が
スキなようです.(食べ物のハナシでもしてるようですな)


触感の他に考慮したのは,
「アラン模様がきれいに出る毛糸」であること.

アランがきれいに盛り上がるには,
ある程度コシのある糸を用いる必要がありますが,
一般的に,コシのある毛糸は硬めで,
やわらかくて肌触りの良い毛糸はコシが弱い.

ウールランドは,前回使用したパピーのブリティッシュエロイカと比べると
若干やわらかく,
キレイにアランが盛り上がるか心配だったのですが,

ちゃんともりもりしてくれました.


とにかく,お値段があまり高くない割には,
色合いといい,感触といい上々で,
コストパフォーマンスのいい毛糸だと思いました.

難点は,ウールランド7,11でのカラーバリエーションが,
ウールランド9ほど充実してないこと.
7,9,11と,同じカラーバリエーションで出しててくれたらいいのになぁ.
採算とれないのかな.そーだろうな(自己完結)

他にも,ウェアとか,靴下とか,マフラーとか編んでみたい.
みたいけど・・・
気が着いたらもう年の瀬です!

冬が短い・・・

編み物にはまってると,冬は実に短いです.
(あるいは,年のせいか??)


追記:
編み物作品を作る際に,実店舗で,毛糸を実際に触って,目で見て,
自分の好みに一番近いものを探せるというのは,
すごくありがたいことだと,今回実感いたしました.
実店舗って大事ですね.
多少割高でも,実店舗で買えるものは実店舗で買っていこうと思います.
わたしの来年の目標です! (←こ,こんな目標しかないのか???)




アラン模様のブランケット
白いアランは永遠の憧れ・・・
でもウェアにはなかなか使えません。

なぜなら


ふくらんでみえるから。



ならば、ならば、



これからどうだ~っ!



というわけで、ブランケットにトライしてみました。

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  パターン: とっておき 手編みのブランケット(渡辺サト 著)  
  毛糸:  シェットランド9 col.902 ニッケビクター  (現在は「ウールランド9」の商品名)





広げると、こんな感じです。

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大きさ 110×80cm。
ベビー用のお布団くらいのサイズです。

デフォルトでは端正な正方形なのですが、
長方形の方が使い勝手がよいかと思い、
丈を伸ばしました。


ついでにこの画像も・・・

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モップスリッパを比較対象に。

全く比較にならん。

しかし、なんだか捨てがたいので載せてみました。すまぬ。



ちなみに、このひらひらの縁編み、最初に見たときは、

甘すぎる!

と、思ったので、
細編みを4周ほど加えることで、
額縁のようなそっけない縁編みにアレンジしてみたのですが・・・

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・・・なんか、やっぱり、ひらひらしてる・・?

うーん、許容範囲とするか??



広げてみる・・・

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びろびろびろ~~ん。

うわ・・なんだ,この,きもちわるい海の生き物みたいな物体は!
これはどう考えても許容できないでしょう.

どうしてこんなことになったのか??
縁編みをするとき,拾い目は少な目に拾ったつもりですが、それでも多すぎたのか。
いや、そもそも拾い目の目数の問題ではないかもしれない。

もしも,再度編むことがあったら(たぶんないけど),
編みはじめと編み終わり,両端に
ガーター編みを加えようと思います.
海外パターンを見ると,棒針編みのブランケットは,
縁にガーター編みを加えてるものが多いように思います.

とにかくこの時点で,自己流アレンジを極める気は失せ、
ほどいてデフォルトどおりにしたがうことになりました。

つまりは,最初から素直に本の通りにすればよかったのだ。
(いままでに何度この言葉を繰り返したことか・・・)




ゆかいな失敗がもう一つ。

さあ、どこが間違っているでしょう?

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答え: ダイヤ編みが、途中から縄編みになってる!

察するに、本来は二ひねりするべき個所を、三ひねりしてしまい、
それ以降は、「この列は縄編み」とかんちがいして
編み続けていってしまったのでしょう。
(↑他人事のように冷静に分析)

それにしても、この高さに至るまで気が付かなかったのか。
何も考えずに編んでる証拠ですな。

気付いたときには、もはやほどく気にもなれず、
「いいや、どうせ自宅用だし」といつものごとく開き直り、
なにごともなかったかのようにダイヤ編みに合流しました.


ま、このくらいのどでかいボケをかましてた方が、
愛嬌があっていいってもんです。
(↑すげー言い訳・・・)

他にも、ボッブルの大きさがばらばらだったり、
はては裏側に突出してたりと、
細かい(?)アラを羅列すればきりがないのですが・・・

とにかく、このブランケット

デカい。ぬくい。

この2点をクリアしているだけで、良し、といたします!




長くなったので毛糸に関しては、また後日・・・



あ,そうそう.
試験は合格しましたぜ,なおなをさん!
これでもう勉強しなくてすむから嬉しい.
(↑日本人的発想)

日本の編み物本のサイズ展開についての細々とした提言
さて,今回は,日本の編み物本のサイズ展開に関しての考察(?)です.

新作なし.
写真なし.

思いのたけをだらだら~っとつづっただけの記事なので,
ご興味のないかたは,本気でスルーしてください.

一方,

「日本の編み物本のサイズ展開に関しては,
わしも言ってやりたい事がしこたまあるんじゃ~!!」



と,常々思われている方は,
同志よ,ともに語り合おうではありませんか!

(誰もおらんかったりして・・・)






さて,いきなり結論からいきます.



日本の編み物本も,
いいかげん英文式表記にしたらどうなのよ!

(もちろん英語ではなく,形式だけ拝借して日本語で)



                                  おわり.




い,いや,これだけではナニがナンだかよーわからんので
(わかる人にはわかる・・),
以下,詳細です.


洋裁をやってから久々に編み物界に入りますと,
日本の編み物本のサイズ展開の乏しさに驚かされます.そして泣かされます.
だってたいていワンサイズしかないんだもん.
しかも,編み物本のモデルが着てちょうどいいサイズ.

しかし,しかしですよ!奥さん!
編み物本に出てくる20代そこそこの外人モデルが着てちょうどいいサイズが,
ニッターのボリュームゾーンにはたして合うのでしょうか?


日本のニッターのボリュームゾーンとは:

 1.アラフォー以上
 2.体格は細くない(自分も含めて)

(↑近所手芸店の毛糸売り場におけるリサーチに基づく見解)


特に2の点は注視に値します.
なぜ,編み物する人にスキニーな人が少ないのか.
その理由を考えてみた.

・編み物は上肢の筋肉を酷使するが,
 上肢の筋肉は下肢や体幹に比べて細くて小さいので,
 疲れるわりにはたいしたエネルギー消費にならない.

・「フィットネスに行ったり,アウトドアで遊んだりする時間があったら,
 家でテレビでも見ながら編み物するわ」という行動様式の人が多い.

これじゃ,やせるわけないじゃん,自分!(←いつのまにか自分の話になっている)



・・・というわけで,日本のニッターの中には,
「合うサイズのものが作れない」という理由で,
はじかれてる人が相当数いると思うのです.

もちろん,編み針の号数や編み糸の太さを変えたり,
専門のソフトを使うことで,サイズ補正は可能です.
しかし,これには経験地が必要だったり,時間や手間がかかったりして,
編み始めるまでのハードルをさらに高いものとしています.

これが,日本における編み物の普及をはばむ
大きな要因になっているのではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の編み物本がだいたいワンサイズなのに対して,
欧米の編み物本の英文式表記では,通常3~5段階くらいのサイズ展開があります.
説明文には,最初にXS(S,M,L,LL)などサイズ展開が表示されていて,
編み方の指示は それぞれのサイズに対応するように,
たとえば,「減らし目2目(3目,3目,4目,4目,5目)」などと記載されております.
さらに,それぞれのサイズの実測値も,大概は別項に記載されています.
図もあるけど,カンタンなシェーマに,丈や幅の実測値が書いてあるのみ.
必要にして最小限. 非常に合理的.


対して,日本の編み物本は,「編み図方式」がほとんど.
編み図に場所をとられて,あまり文章を盛り込むスペースがないためか,
サイズ展開をしにくいフォーマットになっています.


だったら,日本でも思い切って編み図式をやめて,英文式の文章表記にして,
5段階ぐらい,ばばーんとサイズ展開してみたらどうか.
そういう本を出すパイオニアが,そろそろでてきても
いてもいいような気がするんだけど.なんででてこないかなぁ.
出てきたら,みんなで買ってベストセラーにして,
日本の編み物本の主流にしようね.ね.ね.


英文式表記をはばむカベが,日本にはなんかあるんだろうな・・・.

なんだろな.


 1.「編み図式」に慣れた年配の人に本が売れなくなる.

 2.英文式は,初心者にはとっつきにくいので,
   初心者に本が売れなくなる.

 2.パターン作成の時間が余分にかかる(人件費↑).

 3.編み図式を強固に支持する大御所がいて,
   さからうと編み物界から抹消される.



・・・・出版社側の要因だろうか.



もし,出版社側に問題があるんだとしたら,
デザイナー自身が出版社を経由せず,
ネット経由ででサイズ展開が豊富なパターンを販売してみたらどうか.
んでもってヒットしたら,
出版社側が追随してくるかもしれない.




うう,見たい・・つーか,やりたい.


極太17玉ジャケにひーひーいってるレベルの私にはムリ.
でも,そういう胸のすくような仕事が見てみたい.

だれか,だれか私の眼の黒いうちにやってくれ~~!!



というわけで,
思いのたけを全部吐き出して,すっきりいたしました.

ニッターのみなさん.
どんだけこのブログを見てくださっているのか,全くわかりませんが,
いかがお思いでしょうか.







ジャケット パピー発手編みの本 Vol9より
寒くなると,おでんが食べたくなるように,
寒くなると,毛糸に触りたくなるのは何故なのか.

やはりアレか.
太古の時代に洞窟で毛皮に包まっていた記憶が
呼び覚まされるのか・・・
カンブリア紀とか (←さかのぼりすぎだろ!)



というわけで,ことしの初編みです.

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極太17玉使用の大作!!
初めからかっとばしすぎまして,
精魂尽き果てました orz

初編みどころか,これで編み収めかもしれません.




パターンはこちらから↓

パピー発 手編みの本 Vol.9 って,去年のですねん.

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縄編みとハニカム模様のジャケット
デザインは風工房さん。
毛糸はブリティッシュエロイカのcol.173.
サンプル写真より薄いグレーベージュです.



このジャケットは,シンプルに見えながら,
きれいに仕上げるための「見えない」工夫がそこかしこに配慮されてて,
「ほほ~う!ほほ~う!」と感心の連続でした.
まるで編み物界における「MPLパターン」みたいだったな.

あんまり編み物のこと知らんから,
なんでも新鮮なだけかも知れないが.

以下,詳細です.
ものすごっく長いっす.
編み物に興味ない人,スルーするであるよ.




アラン模様は,縄編みとハニカムのみ.
地模様は,かのこ編み.
いたってシンプル.

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前身ごろ半分編んだあたりで,案の定すでに飽きてきましたが,
意識をよそに飛ばしながら編み続け,なんとか完走.
このテのものは,一度中断したらオシマイなのです.




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模様編みとリブ編みの間には,
模様編みの指定針より3号細い針で
ガーター編みが2段入っています.
このため,模様編みの下端がぼよ~んとだらしなく膨らまず,
へこむことも無く,リブ編みから自然に移行してみえます.
これ,すごく大事!

なぜ,大事と強調するかと言うと,
いちどガーター編みを飛ばして編んでしまったからです.
結果,模様編みとリブ編みの間で編地がへこんで,すごくマヌケでした.
さらに,ガーター編みを模様編みと同じ号数の針で編んだら,
模様編みの下端がぼよ~んと締まりがなくってやはりマヌケでした.
いや~,写真とっとけばよかったな!

この人,いったい何回失敗するんでしょうね.
でも,失敗の種類が多彩で参考になりますね.
ありがたいですね.(←恩着せがましい)




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前身ごろにはポケット.
これは,ポケット口部に別糸を編みこんでおいて,
あとで別糸を解いて上の目と下の目を編み棒に取り,
上の目から下向きにポケット袋布を編み,
下の目から上向きにポケット口のリブ編みを編む,
ポケット袋布を身頃のウラに,
ポケット口を身頃のオモテにかがり縫いで縫い付ける,
という手順で作れてしまいます.

洋裁のように面倒な下準備を要さず,
作りたいところにニョキニョキっと作れてしまうのが
おもしろい!




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リブは,一見なんてことない折り返しリブですが・・・

・折り返したときにきれいに収まるように,
 リブの下半分(折り返したとき上になる)は上半分より
 1号太い編み針で編む.

・そで下をはぐときは,リブの折り返し部ではぎ目が見えないように,
 リブ下半分(折り返し部)はウラ地側からはぐ.

・リブの端は作り目でなく伏せ目でキレイに始末するように,
 リブは袖本体から下に向って編む.
 (私は別糸で作り目をして,リブと袖本体を一気に編み,
 別糸の作り目をほどいて伏せ目で処理しました.
 おんなじことだよね.ね,ね.←全然違ってたりいて・・)

などの工夫がなされています.
配慮がいきとどいてますね~!細かいですね~!
こういうとこがMPLっぽい.




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襟は,身頃をシンプルにおさえた反動なのか,
これでもか~ってくらい,ハニカム模様だらけで,
ごっつさ全開,くどさ全開です.
襟は身頃との付け根から端に向って,編み針を
5号→8号→9号と太くしていくことで,
端に向って扇状に広がるようになっています.




追記は

■パターンについて
■毛糸について
■サイズ調整メモ

です.